トランペットの話

NYフィル主席のクリス・マーティン、『オーケストラでトランペットを吹くとは、80%が待つこと、そして20%は….』

2016年からNYフィルの首席奏者のクリス・マーティン (Chris Martin) が、NYフィルのサイトで団員にスポットを当てる “On the Cover” という動画で色々な質問に答えていました。

4分という短い動画ですが、クリスさんのオケスタも聞けて、話の内容もとても面白いです♪

 

 

インタビューは、クリスさんが音楽家になったきっかけや、前のNYフィルの主席トランペット奏者、フィル・スミスが小さい頃からの憧れだったという話、普段練習している楽器の紹介など、短い動画ですが盛り沢山な内容です。

中でも僕の印象に残ったのは、2分半くらいの部分から。トランペット奏者がオーケストラの中で吹く時に要求されるものについて語っている部分です。

 

オーケストラのトランペット吹きとは?

以下、インタビューで語っている内容です。

僕たちの楽譜には、そんなに多くは書かれていません。長い作品でもせいぜい20ページ位。ヴァイオリンの楽譜はおそらく40ページ、もしくはそれ以上あるでしょう。僕らの仕事は、『量(volume)』ではなくて『瞬間の強さ(intensity in the moment)』です。

僕が生徒に伝えるのは

『オーケストラでトランペットを吹くとは、80%待つこと、そして残りの20%はテロだ』

という事です。

 

その後、今シーズンのオープニングで演奏されたマーラーの交響曲第5番についての話になりますが、トランペットのソロで始まるこの曲は、まさにテロリスト的な部分が要求される曲です!

トランペット奏者が真っ先にダイブして(そういえばホーカンも演奏家はダイブするって言ってました)、他のオーケストラのメンバーが一丸となって音楽に飛び込んでいく。

 

僕も良い意味で、テロを起こせるような奏者になりたいな~~😆😆