マスタークラス

ラインホルト・フリードリッヒ トランペットキャンプ2018の基礎講座まとめ

昨年に続き、ラインホルト先生(Reinhorl Friedrich先生)のマスタークラスがありました。 僕は仕事の関係で午前中の基礎クラスしか聴講できませんでしたが、とても勉強になりました♪

先生のレッスンは、基礎、ソロ、オケスタ、なんのレッスンでもとても勉強になります。今回の基礎レッスンで言っていたことを、自分の忘備録も兼ねてまとめておきます🎺

ちなみに、去年のレッスンのものはこちら👇

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声楽家とトランペット奏者の違い

管楽器奏者と声楽家の唯一の決定的な違いは?

先生は最近マルグレート・ホーニッヒ(Margreet Honig)さんという著名な声楽の先生のレッスンを見る機会があったそうです。

そこで先生は声楽家とトランペット奏者の体の使い方は、ほぼ100%同じだけど、1つだけ違うことがあることに気づいたそうです。

それは、口の周りの筋肉の使い方

声楽家は息を吸う時も吐くときも、口の周りや下顎がリラックスしているけれど、トランペットは音を出すために口の緊張が必要。ただ、息を吸う時は一緒なので、息を吸う時は下顎をリラックスさせる事。下顎がリラックスしていると、息が沢山吸えるようになる!!

 

お腹のささえについて

お腹のことは考えない

口で息の速さを考える。速さを考えると身体は自然に使えるしオープンになる。

体の使い方を考えすぎると、力を使いすぎてしまい、体が固く閉まってくる危険がある!

 

呼吸練習

エクササイズ1

息を吸い3回に分けて息を吐く。
息を吐くときに「ティー、 テー、 トー」のシラブルで。
数回繰り返す

*息は見えないので、右手を使って息のイメージを高める

 

エクササイズ2

・息を吸い、7拍吐いて、1拍で吸う、7拍吐いて、1拍吸う。(数回繰り返す)
・息を吸い、6拍吐いて、1拍で吸う、6拍吐いて、1拍吸う。(数回繰り返す)
・息を吸い、5拍吐いて、1拍で吸う、5拍吐いて、1拍吸う。(数回繰り返す)
この要領で、吐く息をだんだん短くエネルギッシュに。

最後は、1拍で吐き、1拍で吸う。

*息を吐いているときに、ずっと息を伸ばして吐くバージョンと、4分音符でタンギングして拍バージョンがあります

 

ノンアタックの練習

楽器に息を吐いていき、音がなるポイントを探す。
息を出してすぐに音が出なくても焦らずに息を出し続け、どのくらいのバランスで音がなるのか、感覚を掴むこと。

息が音に変わる瞬間を感じる事。それが出来れば、発音のコントロールが自由に出来るようになる

リラックスが最大のエネルギーを生む
ブランコの様にリラックスして後ろに戻り(息を吸い)、少しの力で押し出して前側にいく(音を出す)

呼吸から発音までの流れが大事(トのシラブルで)

タンギング、フラッターなどを交えて練習することも。

 

マウスピースの練習

はじめはグリッサンドで自由に音を出してみる。
響を忘れないが大切。

息を吸う時に、下顎がリラックスする事!!

 

チコヴィッツを使ってマウスピース

音の始まりはノンアタック(pu)で。

音を出し始めるときに、リラックスしていることが大切。
音程が下から入っても気にしない!

息を吸う時に頭を後ろにしてみる。酔っ払った時の様にw

マウスピースの真ん中ら辺を軽く持つ。柔軟性が増すように。
口へのセッティングは上の方から。
下からだと上唇の形が変わってしまう

 

上手くいかない時は、リラックスして息を吸えているか確認する。
体の中ににリラックスした息の空間(柱)があるか?
ということを意識して。

 

リップスラー

リップスラーはタンギングと交互にやる。
特に音の変わる直前で息がスムーズに流れる事を意識する。
タンギングのときに発音でうまくいかない時に、原因の1つは音程。
トリガーを使えるときは必ずトリガーで音程を調整すること。

スタンプとチコヴィッツの考え方

●スタンプは音の高さを垂直(縦の方向)で考える
 高い音は下に、低い音は上にあるように意識
●チコヴィッツは音の高さを水平(前後の方向)に考える。
 高い音は手前、低い音は遠く(もしくはその逆)
自分にどちらの考え方があってるのかを見つける。
もしくは、2つ合わせて3次元で考えることもできる。
高い音は手前の下の方に、低い音は遠くの高い位置、など。

高い音を出すために

先生は昔ダブルhigh Cが何回も出てくる曲を演奏したことがあって、そのときに高い音が出るように練習したエクササイズを2つ教えてくれました。

①スタンプのベンディング
スタンプの教本の真ん中くらいに出てくる、ベンディングのエクササイズ。
これを半音ずつ上げて練習していきます。

ベンディングで半音下げた時のエネルギーを意識して、次の高い音を吹くこと。
ベンディングしている時の舌の形は、のような感じ。

 

②ウォルター・スミスの最初のエクササイズ
スミスの教本の最初のエクササイズの最初の部分。
これも半音ずつ上げて行きます。

この練習、初めてやったけど、かなりいい感じでした。
このマスタークラス以降、毎日のようにやってます。
息と口の使い方のバランスがつかみやすい!

 

スケール練習

コリンのスケール練習

テンポ100から初めて、半音上がるごとにテンポを3bpmずつ上げる。
シングルタンギングで自分の出来る一番早いテンポになったら、今度はテンポを4bpmずつ遅くする。

ずっと同じテンポでタンギングしているとすぐにバテるので、いろいろなテンポで練習する。(舌は筋肉でできている!)

色々なテンポでやるのと、スケールをコリンのエクササイズで8分音符と16分音符のコンビネーションで練習するのは、同じ理由。
ずっと同じリズムでは、疲労が早い。

テンポを変えて、意識して集中して、音をよく聞くこと!

 

まとめ

今回のマスタークラス、いままで聞いたこともあったけど、新しい発見も沢山ありました。

特に息を吸う時の下顎の事や、スミスのエクササイズ、は自分にとって勉強になりました♪
息を吸ってから発音するまでの流れを、「ブランコ」をイメージする事も、とてもうまく行きます。

来年夏にまた先生に会えるので、今から楽しみです♪

 

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